みくまについて
みくまの想い | みくまについて | みくま幼稚園

みくまの想い

“いい人生を送る”人づくりをめざします。

子どもに幸せな人生を、いい人生を送ってほしい。そのためには、
どのような教育が必要なのか。これは現代を生きるお母さん、お父さん、
子どもの成長を見守るすべての人が問い続ける課題ではないでしょうか?

みくま幼稚園では、子どもが夢を持ってたくましく成長していけるよう
「子どもが持っている資源(個性)を、有益な資産(スキル)に変えていく体験」
いわば、 “生きるための基本になる力”を育てます。
人生でもっとも貴重な期間のひとつと言われる3歳から5歳の3年間を通じ、幼児教育のプロとして、
家庭での子育てをサポートしていきます。

人として幸せに生きるとはどういうことでしょうか? いい学校に入ること、
いい仕事につくことより大切なことがあります。 それは、
豊かな人生の原動力となる「小さくとも生きる喜び」を実感できること。
そうした積み重ねを通じてこそ「人生をたくましく生き抜いていけること」
子育ての究極目標も、このような子どもを育てることだといえます。

子どもが初めて体験する「社会」が幼稚園です。 みくま幼稚園では、
めまぐるしく変化する現代社会で、力強く生き抜いていける心身を育てることを目標に、
社会性や人間関係力(コミュニケーション能力)、
生活に役立つ知恵を養う独自の施設体験型のカリキュラムを豊富に用意しています。

  1. 園の自然環境
    子どもを育てる

    みくま幼稚園では「人は自然の中に生きるもの」との考え方から、 “自然であること”を大切にした人づくり、園づくりをしています。 ビオトープによる動物コーナーは、動物本来の生態を大事にしたもの。
    園内随所にある砂場は、どこでも自由な遊びを創り出せるよう配慮したもの。 アメリカの哲学者、ロバート・フルガムの 「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」 の言葉どおり、砂場は子どもたちにさまざまなことを経験させてくれる場所です。 みくま幼稚園では、“自然であること”を大切に、子どもたちの自主性を重んじ、じっくり見守り育ちを促す教育で、 一人ひとりの個性を伸ばし、 のびのび成長できるようにしています。

    園の自然環境が子どもを育てる
  2. 社会で役に立つ
    知恵を養い、
    豊かな価値観を育てる

    転勤族の子どもさんを多くお預かりしているみくま幼稚園では、どこの小学校へ行っても困らないような、 長い人生で肥やしになるような力をつけることを目標にしています。
    生活で役立つのは“知識ではなく知恵”。知恵は体験の中から出てくるものです。社会で 生きるために必要な人間関係づくりを学ぶ 兄弟学級をはじめ、 ビオトープによる動物コーナー・ 自由度の高い砂場やあずま屋・ 複雑な遊具といった独自の施設、 お買い物ごっこなどの豊富な行事を通して、 社会や生活で役立つ知恵やコミュニケーション力を身につけていきます。みくま幼稚園の行事はすべて子ども主体で設計されています。

  3. 体験や経験を通じて
    感性を養い、
    選びとれる力を育てる

    みくま幼稚園では、子どもが本来持つ表現力を大切にする体験や経験を重視しています。この体験や経験の質と量が感性を養い、生きるための本質的な「選びとれる力」を育むカリキュラムを組んでいます。
    子どもたちが感動を持ってものにふれあい、個性的に自分を表現できるよう絵画や造形、染織まで体験するほか、歌や楽器演奏にも取り組みます。また、図書室を備える幼稚園が少ない中、絵本の蔵書数2000冊のみくま文庫は他に誇れる施設です。

  1. 集団生活のなかで互いを認め合い、

    自分の気持ちを育てる

    みくま幼稚園は、子ども一人ひとりの個人差を大切に、 集団の中で自主性をはぐくむ教育方針で、 幼稚園時代にしかできないことをより多く体験する中で、子どもたち自身が「やる気」や「集中力」「自信」を育めるよう考えています。
    読み書き、計算がひと通りできるようになって足並みが揃う小学校3、4年生頃から、みくま幼稚園の卒園生はぐんと伸びます。なぜなら、この時期から「すこやかな体」と「やる気」「集中力」のある子が伸びるため。
    有意義な失敗や試行錯誤なくして成功してもが自信は身につきません。私たちは、単に勉強ができる子を育てるのではなく、自分で学ぶ喜び、意欲を持つ子を育てたいと考えているのです。
    みくま幼稚園は子どもが出会う最初の学校です。親以外の大人に出会い、きょうだい以外の同世代と出会います。たくさんの良い大人と仲間という人間関係の器の中で、認められ、支え合い、求め合うことを知り、根拠のない自信を大切に育ててほしいと願っています。

  2. 多様・多彩な動きが
    できる体を育てる

    みくま幼稚園では、豊かな心と体を育むために多様に、多彩に使える体づくりを重視し、子どもが体を動かしたくなる遊びの環境、要素を大切にしています。子どもの成長発達に見合った体系的な保育活動を組んでいます。
    幼児体育講師を招き、体をフルに使う体育遊び、遊具や器具によるサーキット遊びは、スキル獲得最優先ではなく、体が動く、みんなと動く楽しさを子どもたちが実感できるように工夫をしています。水遊びは好きだけど、小学校の大きなプールはちょっと、という子どもたちのために、年長組では外部の水泳クラブと連携して、小学校以降のプール活動への基礎体験もできるようにしています。
    また、みくまには乳幼児からの育ちをサポートする先生たちがいます。保育や学校に精通したドクターや言語聴覚士、作業療法士、心理士などと連携し、日々の子どもたちと関わって園生活を共に過ごすなか、子どもたちの健康的な発育を専門的な視点から見守っています。

子どもと
一緒に幸せになる
家族を育てる

子どもたちが幸せな人生を送るにはその保護者や家族も幸せである必要があります。
みくま幼稚園では、子供だけではなくその保護者やご家族も参加できるイベントや勉強会を設けていきます。
そのイベントや勉強会を通じて子どもたちと共に「自然から学び」「体の仕組みを学び」「体験を通じて感性を磨き」
「自主性を学び」「生きていくに必要な知恵を育む」ことを進めていきます。学び直しや学び増しという言葉が
最近、よく耳にするようになりましたが、まさしく、大人も子どもたちと同じ目線で学び、一緒に幸せになることが
みくま幼稚園が本当に目指す自然と調和した循環型社会だと信じています。